クリストファー・アレグザンダー博士論文の「再発見」と分析
古川園 智樹氏による研究成果
クリストファー・アレグザンダー博士論文の「再発見」と分析―パターン・ランゲージの誕生 (1)
本論文では,「再発見」したクリストファー・アレグザンダーーの博士論文『THE SYNTHESIS OF FORM; SOME NOTES ON A THEORY』と『形の合成に関するノート』との比較分析を行った。分析の結果,パターン・ランゲージの理論的背景・哲学的背景にとって,以下の重要な知見が明らかになった。(1)アレグザンダーは,博士論文から『形の合成に関するノート』を出版する